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2011-11-29 (Tue)
 ライフチップを入れて5ヵ月。
グレースのチップが自主回収に該当するとわかってから、専用のフリーダイヤルで直接販売会社から話を聞く方法もあったが、しょっちゅう行ってる病院の先生からも情報をもらっていたことと、私からの要望も伝えてとお願いしておいたので、しばらく静観することにし、ブログの中でも煽情的に、感情的に書くことは控えていた。
(だって、その時の本心は「どーしてくれるわけ?」の一言に凝縮されていたのだ^^;)
原因がわからなければ対処方法もわからない。
飼い主あてには、9月に獣医師会から通知が来た。

それまでの経緯は 
2011年9月5日 ライフチップ
2011年10月8日 マイクロチップその後


以下、チップに関心のない方には大変読みづらい内容です。
また、けっして短くないので^^; 読まれる方は心して読むように。



で、「その後」のその後ですが、(一番下に2行【追記】あり)
10月22日付で、販売会社のHP(http://animal.ds-pharma.co.jp/index.html)に
「不具合ロットに関するご案内を受け取られた飼い主様」向けのページができています。

この中味、個体識別番号と名前を入れるだけで、はっきり言って誰でも見れちゃう。
該当する番号は公表されているし、登録しているのは獣医師会であって会社がどこの誰が入れたかをわかっているとおかしな話なのだから。
これについてもついでに聞いたところ「見ようと思えば見れるが、よけいな心配を増やさないために」みたいなことで、とりあえずサインインというワンクッションを入れた ってことらしい。
なんちゅーか、中途半端?(笑)
チップに関心のある人にとっては必要な情報だと思うんだけどな。
(中味は「よくあるお問い合わせ」のFAQと、海外渡航予定のある方に2本目のチップ装着を「強くお奨め」します という2本立てです)

たとえ「機械なのだから事故品はある程度の確率で存在する」ものであっても、飼い主の感情としては今でも「どーしてくれるわけ?」なワケで、
今日読みとれた番号が明日読み取れないこともあるのだから、無いとは言えない天災や事故でいざチップを読み取ろうとした時に読みとれなかったらどーしてくれるワケ?であったり、
麻酔を使えないぐっこのチップがもし破損して取りださなきゃならないなんてことになって、麻酔医のいる大病院で手術したとして、何かあったらどーしてくれるワケ?なのですが、
それを言ってもどうにもならないので、そこは抑えておいて。

現在、個体識別に一番有効と思われるチップを今後も一般的な安全レベルで使っていく・普及推進していくために必要なのは、やはり原因の追及と事故の再発防止に向けた対処方法の確立と思われます。
それが事故発覚からある程度経った今、HPを見てもわからなかったので、以下の点について電話で確認しました。

・原因はどこまでわかっているのか
・わかっているのなら 同様の事故の再発防止にどのような対処をするのか
・2本目を入れる場合、ある程度の間隔を開けることが望ましいようだが、場所の確認はレントゲンを撮って~ということか

そして、一飼い主からの要望として(聞いてくれないだろうなーとわかっていても)

・個人にリーダーを貸し出すことは検討されていないのか

つまり「読みとれなくなったらすぐわかるように私にリーダーを貸しなさいよ」ってことですが^^;
これについては「考えていない」ようです。
リーダーを置いていない病院には貸し出すようですが、個人にとなると台数が大量になること、ひとりにだけそういったことはできない、と。
台数が大量だろうと要望のあった飼い主だけにであろうと、こっちにしたらそれは全く理由にはならないのだけど、思った通りのお答え。
同様な意見がたくさんあればもちろん検討されるようですが、私だけしか言ってないのかしらね。
こういうとこ率先して動いてくれると心証違うのになぁ。
「でもこういう意見があったことはちゃんと上に言って検討してね」と念押ししといたけど。

場所の確認法としてレントゲンを撮ることについては、全く気にされてませんでした。
飼い主としては、よけいな被ばくをさせるという思いはあって当たり前だと思うんですが・・・意識の違いですね。
肛門腺に腫瘍のあるグレースに2本目(サーモが付いていない)を入れる気はないので、「~たら・~れば」ばかりを押し付けるのもどうかと思ってこの点は追及しませんでした。


肝心の原因について。
工程のどの部分に問題があったかはわかっているが、何故そうなったかはまだ掴めていない、
今後も、間違いないという確証が得られるまで、原因の追及を続けていくということです。
(ニードル部分にチップを入れ、それをシリンジと合わせる時に 普通以上の力、圧がかかり過ぎたことが原因なのはわかったが、何故その時そうなったのかが不明)
つまり、対処法もまだ、です。

待つしかないですね。
それまではサーモ付きのライフチップは製造を止めたままです。残念なことです。

この件で、じゃあ「こんな危険のあるチップは入れないほうがいい」となるかというと、そう簡単に白から黒に変わるものではありません。
確認される健康被害が(表には?)出ていない今、誰かにチップの相談をされたら「個体識別の必要性を考えるのなら、やっぱり一番有効なのはチップだよ」と言います。
その子によって、飼い主さんの考え方によってどちらもありで、「入れないほうがいい」という気持ちにはなりません。
ただし、以前のように推進したい気持ちには戻れません。

個体識別が必要になる、考えられる危険ひとつひとつが自分のうちの子に起こった時。
その子の身体に、今回のような事故も含めてチップが負担をかけることはないか、
それとチップの有効性を照らし合わせて、飼い主さんが判断するしかないでしょうね。

以前の記事でもちょっと触れたけど、いろんな催しで必ずと言っていいほどチップ装着のデモを行ない、普及に努めている獣医師会はこの事故をどうとらえているんだろう。
こういうところも、商業主義が見えて気持ちが引いてしまう理由です。


 今回の事故品のチップが、装着後どの程度で壊れるか、ですが、
「装着後すぐ」から「1週間から10日前後」「1カ月後」など 期間はまちまちです。
グレースのようにしょっちゅう病院に行く子でなければ、1度確認したあとはしばらくチェックしないかもしれません。
会社としては、「装着後1年間は経過観察期間として病院での定期的な読みとりをお願いします」。としています。

1年経ったら大丈夫かというと、今のところ大丈夫という裏付けはとれていません。
なんにしても、私はグレースが死ぬまでこの不安を持ち続けるでしょうね。

あーあ。

ため息しか出ません。
なんだか疲れました。



【追記】書き忘れた

「装着してから壊れた事故品の数は公表しないのか」も聞いたんですが、
「今のところその予定はありません。そういう意見がたくさんあれば検討しますが。」でした。









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