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2014-07-30 (Wed)
 先日、NCL発症が確認されたアノンちゃんですが、
2012年4月14日にオス4頭メス2頭の、6頭兄弟として生まれています。
アノンちゃんが発症したということは、両親犬はどちらもキャリアと考えられます。

キャリアとキャリアの交配で生まれる子達は、
4分の1がクリア
4分の1がアフェクテッド(発症)
2分の1がキャリア 
の確率で両親犬から遺伝子を受け継ぎます。

キャリア×アフェクテッドの交配でも発症犬は出ますが、
両親犬がどちらも4歳ということなので、キャリアと考えるのが自然でしょう。

確率からすると、もしかしたらアノンちゃんのほかにもう1頭、アフェクテッドの子がいるのかもしれません。
そして、間違いなくキャリアの子が存在します。


ここで間違えないでほしいのは、
キャリアというのは、その個体にはなんの心配もないものだということです。
その子の為には「キャリアだ、どうしよう」と心配する必要もないし、
「キャリアだなんて可哀想」と嘆く必要もありません。

繁殖に使わない限り、キャリアであることはなんの意味も持ちません。
(もし繁殖に使うとしても、相手がクリアであれば子供たちはクリアかキャリアです。
キャリア×クリアでは、アフェクテッド(発症)は出ません。)



心配しなければならないのは、
検査を受けず・結果を知らずにキャリア同士を繁殖に使ってしまうことです。
「キャリアを繁殖に使う」ことに関しては、血統書公開と同様意見の分かれるところですが、キャリア同士の交配は絶対に避けなければなりません。
その結果、今回と同じことが繰り返されてしまいます。
これからアノンちゃんの兄弟達が、繁殖に使われないとは言い切れません。


今、アノンちゃんのお父さんが、アノンちゃんの兄弟を探しています。

アノンちゃんは、2012年4月14日 岩見沢生まれです。
そして、同じ両親犬の交配で、2012年12月16日にもオス3頭が生まれています。
ほとんどは北海道内のペットショップに居たのではないかということです。


アノンちゃんの次の世代に再びこのようなことが起こらないように、
ここでこのラインの(枝分かれしてしまった中のたった1本のラインですが)発症が止まることを願ってやみません。




※「キャリアを繁殖に使う」に、何故意見が分かれるかはこちらをご覧ください。
→ 2010年11月の記事「発症犬を出さないために」
| CL症 | COM(6) |















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